暮らしの中で感じたもの、感じること、音楽のことなど色々と記録していきたいと思います。


by osamu
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「夕暮れ空の下で」

いつもPAでお世話になっているMixfarmの新見政弘さんが、4月6日のライブ映像を今週からぼちぼちアップしてくれてます。

5年ぐらい前に作った「夕暮れ空の下で」は、結構気に入ってくれている人たちも多く、ここ最近のライブでは、渡辺茂さんとのハーモニーで気持ちよく歌い、今回のライブの藤本房子さんとのハーモニーでも気持ちよく歌わせてもらいました。

最初に作った時と現在は曲の流れが異なっていますが、それは田中章さんのアイデアによるものであり、この作品を蘇らせてくれた章さんの編曲力に敬服しています。

そして、僕は大変、この編曲を気に入っています。



ライブで演奏するしないを含め、今まで自分のオリジナル作品を40曲ぐらい作っていますが、作品にはそれぞれ僕の思いがあり、歌うたびに、その頃の心境や当時の僕自身の状況を思い出します。

この作品を作った2007年は、僕にとっては今までガンガンやっていた仕事、勤務していた会社、それから仕事関連の人たちと距離を置いている時期で、所謂、「潮時」を感じている頃だったと思います。

今まで自分が会社に放ってきたエネルギーを、真逆の音楽ワールドに対して向けている時期であったとも思います。

しかし、同時に、その音楽の世界の厳しさを痛切に体験し、自分の音楽力のなさを痛感し、半端な気持ちではやってはいけないと感じた時期でもあったような気がします。

当時は、そんな状況だったので、とにかく表現したいと感じるものがどんどん出てきて、なんだかどんどん作品が生まれてきていたように思います。

僕は子供の頃から夕暮れに哀愁感を持っていました。

夕暮れは時にとてもメランコリーだったり、時にセンチメンタルだったり、時に何か次の時間を繋いでくれるような存在だったり、そんなことをブレンドして、夕暮れに関する作品を作ってみたいと思っていました。

今働いている会社の若い社員のひとりが、数日間孤独に残業している時に、会社のビルの窓からふと外を見たら、綺麗な夕暮れを見て、哀しいような、元気がでるような僕の作品を、仕事をしながらずっと聴いてくれたそうです。

そんな話を聴くと嬉しくなります。

僕も少しは役に立っているんだと思うと、ちょっぴり勇気が湧いてきますね。
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by backtomysoul | 2012-04-21 17:02 | 音楽