魂の共鳴
2012年 02月 26日
河合隼雄さん、瀬戸内寂聴さんの書物を読むにつけ、驚かされるのは、彼らは実は、心の奥底で一番言いたいことは書いていないということである。
それは、最後のところは、読み手と書き手との間の暗黙に存在する「魂の共鳴」に任せてあるからだと思う。
それは、意見や考え方が合うとかという次元のことではない。もっと深いところにある魂の繋がりである。
だから、どんなに彼らが個人的な見解を書いたとしても、そこには極めて客観的な眼が、文章の中に細かく散りばめてある。だから、面白い。
インターネットのおかげで、誰でもどこからでも情報発信できる世の中になったから、色んなことを書いても構わないのだろうけれど、自分が書いている内容がどのように他者に伝わるのかという想像力は必要ではないかと思う。
(今回書いたブログ記事は、訂正して、簡潔に要諦のみとした。)
それは、最後のところは、読み手と書き手との間の暗黙に存在する「魂の共鳴」に任せてあるからだと思う。
それは、意見や考え方が合うとかという次元のことではない。もっと深いところにある魂の繋がりである。
だから、どんなに彼らが個人的な見解を書いたとしても、そこには極めて客観的な眼が、文章の中に細かく散りばめてある。だから、面白い。
インターネットのおかげで、誰でもどこからでも情報発信できる世の中になったから、色んなことを書いても構わないのだろうけれど、自分が書いている内容がどのように他者に伝わるのかという想像力は必要ではないかと思う。
(今回書いたブログ記事は、訂正して、簡潔に要諦のみとした。)
by backtomysoul
| 2012-02-26 09:46